新規事業倶楽部 ~あなたが取り組める新規事業が見つかる!~新しい事業にチャレンジしたい経営者を応援します

ホーム 新規事業倶楽部とは 注目!お薦めビジネス 成長企業に学ぶ ブログ
フランチャイズ加盟やM&Aなどで成長を遂げている企業の経営トップに聞く!
3つの視点でビジネスを見極め生活提案業を展開

株式会社ゴトーは紳士服販売で創業・発展し、現在は静岡、神奈川を中心にカルチャー、衣料、ゴルフ用品等、58店舗を運営している。時代の流れの中で地元消費者のニーズに柔軟に対応しながら店舗を拡大している、代表取締役である後藤久徳氏にお話を伺った。


FCに加盟したきっかけ


後藤社長にFCに加盟した経緯を尋ねた。
「もともとは我が社は紳士服量販店のチェーンとしてスタートしました。最盛期には関東地方を中心に50店舗まで展開しました。ところがバブル崩壊と格安スーツの登場により業績悪化し、成長がストップしてしまいました。そんなとき、『BOOKOFF(以下ブックオフ)』の創業者であり、当時社長であった坂本氏が、繁盛していないゴトーの町田店を視察され、連絡を取ってこられた。話を聞いてみると『ブックオフの大型店舗化を進めているところだ。ゴトー町田店はとても良い立地にあるので、もし良かったらブックオフに加盟してみないか』と言われたんです。


その当時、弊社の町田店は赤字店舗でした。とはいえブックオフのことはほとんど知らなかったので、いきなり我が社がFC加盟するのではなく、ブックオフに店舗を転貸をすることにしました」


しばらくしてブックオフがオープンすると、驚くような状態だったという。


「今までは閑古鳥が鳴いていた店内が来店客でごった返すようになったんです。当時の社長であった父は、その客の多さに大変驚き、ブックオフへの加盟を即決しました」


その後はゴトーの店舗を次々とブックオフに業態変更していった。その後、ほかのFCにも加盟して、現在ではブックオフ28店舗、TSUTAYA13店舗、その他ブランドを合わせて合計50店舗以上の店舗を展開している。


ビジネスを見極める3つの視点


今では複数のFCに加盟しているゴトーだが、加盟するFCを決めるポイントはどこにあるのだろうか。


「弊社が取り組むFCを決める際の判断材料は3つあります。ひとつは『本部のトップ(社長)がどういう方なのか。尊敬できる方なのか』ということ。二つ目は『自分自身がこのビジネスをやってみたいと心の底から思えるか』、三つ目は『そこで働く社員が楽しそうに働けるイメージが持てるか』ということ」


ブックオフの直営店を視察した際には、社員とアルバイトの区別がつかないほど皆が活き活きと働いているようすを見て驚いたという。ブックオフの「顧客へ貢献し、スタッフの幸福と成長にする」という理念にも共感した。後藤社長は、
「ブックオフもTSUTAYAも業種は違えども、お客様にありがとうと言ってもらえることが一番のやりがい、という点では繋がっているんですよ」と言う。


新しいFCに取り組む際に収益性をチェックするのは当然だが、儲かりそうだからと数字ばかりを見て取り組んだ業態は、過去ことごとく失敗したという。


企業成長の基盤は“人”


ゴトーは各店舗が優秀な業績を上げるために、人材に重きを置いている。特にブックオフやTSUTAYAはパート・アルバイトが多く、彼らがいなければ商売が成り立たない。後藤社長は、人材が店舗の売上に直結していると考え、彼らのやる気をいかに引き出すかの施策を講じている。


「たとえば弊社には『気づきノート』というシステムがあります。パート・アルバイトの方が業務で気がついたことをざっくばらんに書き、直接私宛てにFAXで送ってもらうんです。これをやったことで、今まで見えなかった店舗の問題やサービスのバラつきがよく見えるようになりましたね」


いくらアルバイトが気がついたことを店長に言っても、店長の感度が鈍ければ、改善につながらない。場合によっては揉み消してしまうこともある。それを「気付き」というやわらかい形で表現したことにより、現場に潜んでいる些細な問題も後藤社長の元に上がってくるようになったという。


「TSUTAYAの店舗から送られてきた『お客様からビデオが探しづらいとよく言われる』と書かれただけの気付きノートがありました。詳しく聞いてみると、働いているスタッフから見ても店舗の陳列がわかりづらく、返却されたDVDを陳列棚に戻すにも時間と手間がかかっていることが判明しました。そこで、チェーンで決まっているルールとは違う陳列方法に変えた、ということもありました」


そうやって作ったノウハウを店舗間で共有し広めていくことで、後藤社長が現場をしっかり見てくれていることがスタッフにも伝わり、より多くの情報が出てくるようになった、という。


最後に後藤社長に今後の展望を聞いた。


「これからも生活提案業を続けたいと思います。今取り組んでいる業態を基盤にして、顧客のライフスタイルを充実させるような新しいビジネスを見つけ、展開を続けていきたい」



インタビューに関する質問

取材希望

新規事業の情報や業界ニュースなど、新規事業を探す上でお役立ていただける最新情報をお伝えいたします。

登録

個別指導×少人数制授業 圧倒的な顧客満足度を誇る教育ビジネス 四輝学院

WizBiz

0円(無料)でビジネスマッチングができる!|WizBiz