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マルチフランチャイジーへの道~東食品株式会社

初めて加盟したフランチャイズは「TSUTAYA」


東食品株式会社は、直営でスーパーマーケットを経営する他に、TSUTAYAを11店舗、牛角5店舗、エニタイムフィットネス4店舗、業務スーパー3店舗を経営する、マルチフランチャイジーだ。


東食品株式会社が初めて加盟したフランチャイズは、TSUTAYAだ。青山に自社物件を所有しており、その物件で何かビジネスができないかと考えていた。その時からフランチャイズビジネスで何かいいものがあればと探していたという。いくつかのめぼしい業態が見つかり、検討を始めた。その時、銀行からの紹介でTSUTAYAの創業者・増田宗昭氏と会う機会があり、TSUTAYAに加盟することを決めた。


加盟を決めた理由は、自分自身が利用したいというユーザー目線と、1万円のビデオを仕入れ、1泊500円で稼ぐという利回りの良さに魅力を感じ、儲かるイメージが持てたからだ。


オープン初日から店内のレンタル商品がほとんどなくなるという人気ぶりで、さらに3,000万円をかけて在庫を追加したという。鈴木社長の予想通り、売上はどんどん伸びっていった。


当時、鈴木社長は、マルエツプチなど都市型スーパーの台頭や、人材の確保が難しいなどの理由から、本業のスーパーマーケットだけでは今以上の成長は難しいと考えていた。そのような理由から、TSUTAYA加盟後も、DPE(写真印刷)、ゲームリサイクル事業などのフランチャイズビジネスに加盟した。その後フランチャイズビジネスの展開は加速し、焼肉の牛角、宅配寿司の銀のさら、焼鳥業態のとりでん、居酒屋土間土間、業務スーパーなど次々と加盟をしていったという。



そして、直近で加盟をしたのが、24時間営業で話題のフィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」だ。


業態が時代に合っていると考え「エニタイムフィットネス」に加盟


フィットネスについて、鈴木社長は、はじめは「やったこともないし興味もないし、何で儲かるのかわからなかった」と言う。しかし、詳細を調べてみると「この業態は運営リスクが低いのでは」という印象を変わった。


「店舗ビジネスの場合、同業他社がたくさんあると、うちでなくても良いよね、というのがいっぱいある。たくさんの競合の中から自社の店舗を選んでもらうのは大変でしょう。コンビニや居酒屋はそうですよね。一方、24時間やっているフィットネスクラブは2、3社しかいないので、それほど競合していないんです。だから、あるマーケットで真っ先に出店すれば、競合がないところでビジネスができるんですよ。これは大変魅力的です」と鈴木社長は言う。



さらに「世界に3,000店舗展開しているエニタイムフィットネスであれば、24時間フィットネス業態として1位の地位は揺るがないとイメージできました。さらに良いと思ったのが、人材に関する問題が少ないことです。マシントレーニングが中心なので、オペレーションが楽で、少ないスタッフで運営できます。スタッフの採用は頭の痛い問題ですが、これもフィットネスが好きな人が結構いるので採用もしやすい。今後ますます日本で人材不足が深刻になることを考えると、エニタイムフィットネスの業態が時代に合っていると考え加盟を決めたんです」。


フランチャイズに加盟をすることで、本業にも良い影響


フランチャイズを加盟するメリットを尋ねると、「自分たちが考えられないことを考えてくれること」と鈴木社長は言う。商品にしろ、オペレーションにしろ自分たちがどれだけ考えても到達できない高いレベルのことを本部が考えてくれるから加盟する価値がある、という。


さらに、フランチャイズに加盟をすることで、本業にも良い影響があったという。例えば、牛角に加盟をした際にスーパーバイザー(店舗指導員)から衛生管理について厳しく指導を受けたことで、本業の衛生管理体制を見直すことにもなった。


鈴木社長曰く「本来あるべき姿、経営者として絶対に曲げてはいけない部分とは何かを学ぶことができ、社長自身が物事を判断する時の基準を作る助けになった」と言う。結果、会社が成長路線に方向転換できた実感があるという。


鈴木社長が新しいフランチャイズに加盟をする際は、本部が「あるべき姿」を明確にイメージできており、高い目標を追いかけているかどうかで判断をしている。あるフランチャイズに加盟をした時は、衛生管理という概念がない本部に違和感を覚え、本部に対し問題提起をしたが全く改善する様子がなかったので、1カ月で店舗を売却したこともあったという。


現在も積極的に新しいビジネスを探しているという。既存店舗に併設してメリットがある業態を探しているという。これは、複数の業態を同じ店舗でやることで相乗効果を上げることができるからだ。


フランチャイズは加盟店次第


最後に鈴木社長にフランチャイズで成功するための秘訣を伺ったところ、「極論を言えば、フランチャイズ本部は何もしてくれないと思ったほうがよい」との回答であった。本部の役目は、オペレーション改善や新商品開発をして、お客様に飽きられないようにすること。店舗のオペレーションや商品を良いものにするか悪いものにするかは、加盟店次第。そういう心持ちでやることが大事だという。


独自の観点で伸びるフランチャイズを見つけ、積極的に展開する東食品の戦略を、今後も追い続けたい。


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